民間住宅ローンとの比較について
民間金融機関の住宅ローンの借り方はフラット35とは異なり、借主や貸主の判断に委ねられるケースが多々あります。
なお、民間住宅ローンとフラット35との組合せで「ミックスプラン」として、それぞれの融資額の50%ずつを利用して融資率100%を可能にするプランもあります。
いくらまで借りられるのか?
民間住宅ローンの場合は、フラット35の場合と異なり実際にいくら借りられるのかわからないといった面があります。
例えば、融資額5,000万円までと表示されていたとしても、「当行所定のルールによる算出します」とも表示されていて、具体的な明示がない場合が多かったりします。
この点、フラット35でしたら、毎月返済額の4倍以上の月収と明示されていますので、借りられる目安の金額が確実です。
ちなみに、民間住宅ローンで明示してある融資額が公的資金よりも多い場合もみられますが、実際に借りられるかどうかは不明です。
金利の判断は?
フラット35の金利は返済期間に関係なく金融機関で明示されます。しかしながら、民間住宅ローンの場合には、変動金利か固定金利選択型かによって金利も異なりますのでその判断が難しいのがデメリットといえます。
また、期間の短い固定ものの場合、公的資金よりも低い金利のものもあるのですが、経過期間後の金利についてはどうなるかわからないといった面があります。 |