フラット35と財形住宅融資の併用のメリット・デメリットについて
財形住宅融資というのは、財形貯蓄残高の10倍の最高4,000万円まで所要資金の80%を上限に融資が受けられるというものです。
財形住宅融資の金利は5年ごとに適用する金利を見直す5年間固定金利です。
フラット35と財形住宅融資を併用する際には、申込みの窓口を一本化することが必要ですが、財形住宅融資は住宅金融支援機構が定めた金融機関が窓口になります。
フラット35と財形住宅融資の併用のメリットは?
フラット35と財形住宅融資の併用のメリットは次のようなものです。
■併用することで融資額の合計が建設費・購入費の100%まで融資が受けられます。
■長期固定のフラット35と低利で5年固定の財形住宅融資によって安心と低金利のメリットが得られます。
■どちらも保証料がかかりません。また、財形住宅融資の場合は融資手数料と抵当権設定の登録免許税もかかりません。
フラット35と財形住宅融資の併用のデメリットは?
フラット35と財形住宅融資の組合せ方によっては、必要とする年収について一方が多くもう一方が少なくなったり、毎月の返済額と借入金残高は少なくてすむ反面6年目以降の金利は不確定であるなど様々ですので、選択の仕方を試算してみるとよいと思われます。 |