借り換えはどのような場合に検討した方がよいのですか?
借り換えというのは、高い金利のときに組んだローンを決済して、低い金利のローンを新たに組むことをいいます。
なので、過去に高い金利でローンを組んだ人には検討の余地があります。
また、現在、短期の固定金利選択型や変動金利型を利用している人も、見直し時に金利が上昇する可能性がありますので、そのような場合には長期固定金利型に借り換えするという方法も考えられます。
なお、フラット35では、他の住宅ローンから借り換えができる「フラット35(保証型)」の取り扱いが始まっています。
借り換えをすることでトクする人というのはどのような人ですか?
借り換えをすることでトクする人というのは、次のような条件を満たす人です。
■現在のローン金利が、新たなローン金利より1%以上高いという人
残期間が少ない場合、1%より小さい金利差だと借り換え効果がほとんどないためです。
■返済期間が10年以上残っている人
完済時の年齢や生活設計を見直して早めの借り換えが大切になります。
■借入金残高が1,000万円以上ある人
これは、借入金残高が多いほど利息の支払いも大きいからです。
上記すべてに該当すれば得する可能性は大きいですが、実際に借り換えをする際には、十分なシミュレーションをしてからにしてください。 |