設計図書というのは、一般的には、建物や工作物を建築・製作・施行・するために必要な図面その他の書類の総称をいいます。
建築基準法における設計図書は、建築物、その敷地または工作物に関する工事用の図面と仕様書のことをいいます。 なお、原寸図その他これに類するものは除かれます。
建築士法における設計図書は、建築物の建築工事実施のために必要な図面と仕様書のことをいいます。 なお、原寸図その他これに類するものは除かれます。
数量指示売買というのは、売主が、一定の数量があることを契約において表示し、かつ、この数量を基礎として代金額が定められた売買のことをいいます。 具体的には、土地売買で、1u当たり○○万円と単価を定め、○○uあるので総額では○○万円になる、というような売買のことで、単価と数量を乗ずることで代金を定めるような取引のことを指します。
最高裁判決では、土地等の売買の際に、売買の対象物を特定するために、登記簿の地積を表示しただけでは、直ちに数量指示売買になるわけではないと判示しています(最判昭43.8.20)。