フラット35と民間住宅ローンの異なるところは?
フラット35と民間住宅ローンには次のような違いがあります。
■フラット35の金利体系は「全期間固定金利」(二段階金利もあります)を採用しているのに対して、民間住宅ローンは主に「変動金利」か「固定金利期間選択」です。
■フラット35の融資限度額は全国一律で上限8,000万円ですが、民間住宅ローンの多くは最高1億円まで可能です。
■フラット35の融資の対象になる住宅は機構が定める技術基準に適合する住宅で、床面積についての下限が定められていますが、民間住宅ローンではそれらは問われません。
■フラット35はリフォームでは利用できませんが民間住宅ローンでは利用できます。
■フラット35はローン完済時の年齢が80歳未満なので、民間住宅ローンよりも長期の借入ができます。
■フラット35の収入基準は毎月の返済額の4倍以上の月収が必要ですが、民間住宅ローンは各金融機関が個別に定めているので借りやすい場合もあります。
■フラット35は繰上手数料はかかりませんが、民間住宅ローンでは手数料がかかります。
■フラット35は機構を第1順位とする抵当権設定なのに対して、民間住宅ローンは保証会社が第1順位です。
■フラット35には保証人や保証料がかかりません。
■フラット35は団体信用生命保険の加入が任意で、加入する場合には保険料がかかりますが、民間住宅ローンは加入が条件ですが保険料はかかりません。 |