フラット35・住宅ローン入門



フラット35の親子リレー返済とは?

フラット35の親子リレー返済について

親子ローンというのは、その名称の通り、親子が連帯債務者になって長期に借りられる住宅ローンです。

民間金融機関では、「親子リレーローン」とか「親子二世代ローン」(親子ペアローン)などがありますが、フラット35の場合も「親子リレー返済」として一定の条件の下に認められています。

一般の融資条件の場合は?

■一般の融資条件だと借入期間は、年齢による最長返済期間(完済時満80歳未満)と35年の最長期間のどちらか短い年数となるので、高齢になればなるほど返済期間が短くなり、融資額も少なくなってしまいます。

具体的には、60歳の人が申込む場合は、返済期間は最長19年※になってしまいます。

※1年未満は切捨てです。

■団体信用生命保険に関しては、親子が2分の1ずつ加入するといった方法をとっているところもあります。

フラット35の親子リレー返済の場合は?

■フラット35の親子リレー返済の場合は、申込本人の年齢が70歳以上※でも借りられます。

また、年齢による最長返済期間は、申込本人の年齢にかかわらず、後継者(子供)の借入申込時の年齢を基に計算し、返済期間を選択できることになっています。

※リフォームの場合は79歳以上です。

■親子リレー返済の収入基準は、35年返済で借りたものとして算定されます。

■団体信用生命保険については、それぞれが連帯債務者になり、どちらかの加入が条件になっています。

債務者は2人でも団体信用生命保険に加入できるのは1人です。

なので、もし仮に加入していない方の人が死亡した場合には債務は弁済されないことになります。

ちなみに、保証は80歳までです。


フラット35とフラット35パッケージの融資条件(住宅・担保・保険等)
親子リレー返済の後継者の条件は?
フラット35のセカンドハウスローンとは?
三大疾病付団体信用生命保険とは?
フラット35の金利は?
親子リレー返済とは?
親族居住用住宅の融資とは?
セカンドハウスローンの融資条件は?
通常の団信と三大疾病付団信の違いは?
フラット35のメリットは?
親・未成年・保証人・契約
破産法・改正
審査・年収
電話勧誘販売
ステップ返済の活用
繰り上げ返済、住まいの形態に対応
改正後の住宅ローン控除
繰上返済は早い方が得
中古住宅のメリット・デメリット
繰り上げ返済の申込方法
登記時の司法書士、土地家屋調査士の報酬
共有名義のメリット
譲渡所得の所有期間の計算方法
不動産広告の見方

Copyright (C) 2011 フラット35・住宅ローン入門 All Rights Reserved