三大疾病付団体信用生命保険について
団体信用生命保険というのは、死亡や一定の高度障害状態になった場合に、それ以降の住宅ローンの返済が不要になるものですが、最近は、三大疾病(がん・急性心筋梗塞・脳卒中)になり、所定の状態になった場合にも保険の対象になることもあります。
団信は中途加入や再加入が認められていませんので、加入に関してはよく検討することが大切です。
フラット35の団体信用生命保険は?
フラット35の場合は、団体信用生命保険への加入は任意になっていますが、加入できる人は満15歳以上満70歳未満の人で、保証は最高満80歳までとなっています。
また、三対疾病付にするためには、通常の団体信用生命保険に追加されますが、次のように通常の条件とは異なります。
■加入は満15歳以上満51歳未満の人が対象です。
■三大疾病の保証は最長満75歳までです。ただし、死亡や高度障害の保証については満80歳までです。
なお、三対疾病付きにすると、保険料は通常の団信のおよそ2倍が必要になりますので、よく検討してから加入するようにしたいです。
民間金融機関の団体信用生命保険は?
民間金融機関の住宅ローン融資を受ける場合には、保険料は不要で団信への加入が必須になっています。
しかしながら、三大疾病付にする場合には、保険料として採用する金利に0.3%が上乗せされたり 、借入時に申込まないと途中加入できないなどの条件があったりしますので注意が必要です。 |